SONYフラグシップモデルXperia Z3の進化点とは?

sonyxperiaz3

今年度ベルリンで開催されたIFA 2014に発表されたSONYのフラグシップスマートフォンXperia Z3。

価格の方はSONYMobileStoreにて549€(約7万6000円)、AmazonUKは530€(約7万3500円)となっています。
また、カーフォンウェアハウス小売店の予約価格は他店より安く、430€(約6万円)となっているそうです。
国内ではdocomo, au ,softbankの三キャリアから発売。

今回は、発売前にZ2との変更点も兼ねた比較や進化についてまとめようと思います。

スペック上は目新しい進化は見られない?

現時点で殆どのスペックが判明していますので一旦まとめて見ました。

Xperia Z2 Xperia Z3
OS Android 4.4 Android 4.4.4
本体サイズ 146.8×73.3×8.2 146.5×72×7.3
重さ 163g 152g
ディスプレイ 5.2インチ FHD 5.2インチ FHD
RAM 3GB 3GB
ストレージ 16GB 16GB
CPU Snapdragon 801 MSM8974AB Quad core 2.3Ghz Snapdragon 801 MSM8974AC Quad core 2.5Ghz
バッテリー 3,200mAh 3,100mAh
最大待受時間 通話時間 740時間 19時間 740時間 19時間
カメラ フロント: 2,070万画素 リア: 220万画素 フロント: 2,070万画素 リア: 220万画素
防塵防水 IPX5/IPX8 IP5X IPX5/IPX8 IP6X
本体カラー Black, White, Purple Black, White, Copper, Silver-Green

前述の通りパッと見た限りではあまり変化は見られないですが、
本体の薄さを約1mm薄くしたり、重さを11g減らしたりするなど、詳細な部分に関してはZ2より洗練されていると言って差し支えないと思われます。

カラーバリエーションはSONYフラグシップスマートフォンのレギュラーと化していたPurpleがリストラされ、新たにCopper(銅色)とSilver-Green(銀緑)が追加されました。個人的ではありますが、今回のこのカラーバリエーションはフラグシップスマートフォンを幅広い層に普及させる為ではないかと思われます。

表のスペックだけ見るとバッテリー容量に関しては100mAh下がっていますが最適化が進んだ為か、連続最大待受時間・通話時間はZ2と同等になっており、100mAh分の重さと本体サイズの削減に成功したのは今後のフラグシップスマートフォンにも活かされそうで期待が持てます。

その他の新機能

  1. 「スタミナモード」から進化した「ウルトラスタミナモード」により理論上、一週間バッテリーが持続可能
  2. 動画撮影の際に一時停止・撮影再開機能を追加
  3. SONY純正のBluetoothアクセサリが近くにある場合、オートロック解除
  4. 画面を動画として録画可能に
  5. クイック設定の刷新
  6. SONY製ヘッドフォンの種類毎にオーディオの最適化を図る
  7. 本体保持を検知、持っている間はバックライトを消灯しない
  8. アップデートセンターアプリの改善

動画内では大まかにこんな感じでしょうか。

この中でも気になるのは「SONY製ヘッドフォンの種類毎にオーディオの最適化を図る」ですね。
対応したヘッドホンと直接接続することによりハイレゾ音源を面倒な設定無しで聴くことが可能となっています。その他、Z2で追加されていた「デジタルノイズキャンセリング機能」も継承してサポートするとのことです。
これまでポケット型アンプ等をゴチャゴチャと持ち歩いていた方には朗報ですね。

この動画では紹介されていませんが、他にも「PS4 リモートプレイ」という機能が追加されています。
Z3の画面にPS4のゲーム画面を映す機能ですが、ただ単に映すだけでなくPS4コントローラーのDUALSHOCK4にZ3を対応させて使用が可能となる機能となっています。(同一wi-fi内のみ)

同様にこちらも上記のスペック表や動画にも載っていませんが、カメラ機能としてはスマホ史上初めてISO 12800をサポートしています。
これにより暗所での写真・動画の撮影が可能となっており、手振れ補正機能も進化を遂げ、より安定した撮影が可能になりました。
4K動画撮影はZ2から引き続き対応しているとのことです。

国内発売日

国内キャリアからの発売日は、下記となっております。

  • docomo版(Xperia Z3 SO-01G): 10月23日
  • au版(Xperia Z3 SOL26): 10月23日
  • softbank版(Xperia Z3 401SO): 11月21日

キャリア別価格

新規・機種変更

docomo au softbank
本体価格 86,832円 79,920円 69,120円
月々割引 1,998円/月 1,980円/月 1,600円/月
実質負担額 38,880円 32,400円 30,720円

MNP

docomo au softbank
本体価格 86,832円 79,920円 69,120円
月々割引 3,618円/月 3,330円/月 2,880円/月
実質負担額 0円 0円 0円

※各社オンライン購入24ヶ月契約した場合の表です。auにつきましては毎月割+誰でも割の両方を適用した月々割引額となります。
各社プラン・購入時期によって価格は変動しますので、あくまでも参考までに。

総評というかまとめというか

xperia_under

色々と新機能やスペック等をまとめてみましたが、個人的な感想「新機能の狙い所がニッチ過ぎて微妙」といった感じですね…
カメラ機能にISO12800を搭載したというのは幅広い普及&宣伝としても中々良い機能と思うのですが、正直な所「ハイレゾ音源が簡単に聞ける(ただし対応ヘッドフォン必要)」・「PS4の画面をZ3に映して遊べる(PS4必要)」と大々的に言われても殆どの人は「へー」と云った感じで流すのが関の山な気がします。

買いかどうか?と尋ねられると「新機能が必要だと思うしコストパフォーマンスを考慮しないならZ3。新機能に魅力を感じないしコストパフォーマンスを重視したいならZ2」と答えると思います。

カラーバリエーションにCopperやSilver-Greenを新たに取り入れて女性層の獲得等も期待できるとは思いますが、スマホ市場がパソコン市場の様にコモディティ化が進む最中ではそれにも頭打ちが感じられます。
今期のスマホ事業で大赤字を出したSONY。SONYがスマホ事業の路線を変更する、或いはフラグシップ機を新たに刷新しないとVAIOの二の舞いになるかもしれないという不安は払拭出来ませんね。

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