Xperia Z3 D6653 グローバルモデル(SIMフリー)のレビュー

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Xperia Z3 D6653 グローバルモデル(SIMフリー)を購入しましたので、使用感やオススメなポイントについて出来るだけ詳しくレビューしたいと思います。

ファーストインプレッション

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Xperia Zシリーズは「5インチディスプレイ」を採用しており、Xperia Z3も例外ではありません。
筆者はこれまで4インチディスプレイのXperia NXを使用していたので、Xperia Z3のサイズや重量に不安もありましたが、docomoショップでモックを触って意外と持ち易く5インチスマホと思えない軽さが印象的でした。

使用感

現在は購入して日常生活で使用していますが、今のところ「持ち難い」「重くて手首が疲れる」ということはありませんでした。
XperiaはZ1からZ3までの間に約1mmずつ本体幅を狭めているため、その小さな進化が取り回しの良さを実現しているのだと思います。
右利きの人が使用した場合、左上に指が届かないので通知の確認等に関しては少し不便です。
ホームアプリにNova Launcherなどを使用して、ジェスチャー設定を行うことにより、ホーム画面のどこからでも通知やクイックメニューを出せるようになるので届かなくて不便と思うところは一工夫が必要です。

デザイン

デザインはXperia Zシリーズの「オムニバスデザイン」をそのまま継いでいます。
側面部分がXperia Z2とは異なり、フレーム部分は金属と樹脂を一体型にした「インサートモールディング」ではなく、角は強化樹脂・その他のフレーム部分は金属と分かれています。
端末の強度向上・持ち易さの向上を求めたため、今回は角のみを強化樹脂に変更した「ラウンドデザイン」ということです。
機能面・安全性を重視しつつもXperia Z2を踏襲したデザインになっており、ガラス背面部分は高級感が凄いため、カバーではなくバンパーを付けてアピールしたくなる程の仕上がりです。

ボタンの配置

同じく側面部分にあるボリュームキーと電源ボタンに関しては賛否両論あるようですが、今まで使ってきたXperia NXは電源ボタンが上にあったためスムーズにスリープに切り替えが出来なかったのですが、側面に電源ボタンがあることによって流れるようにスリープに移行させることが出来たのは便利です。
ボタンの誤爆をすることで批判があるようですが、実際に使っていて誤爆したことはないので何とも言えません。ただ、手の大きさ次第では端の方をタップしたい時に押してしまうことはあるかもしれないと感じます。
スリープ解除時に従来は電源ボタンを押して解除を行っていましたが、Xperia Z2からは画面のダブルタップで解除が行えるので、電源ボタンまで指を伸ばさなくてもサッと開けるようになっています。

同梱品

Xperia Z3の同梱品は、充電・PC接続用のUSBケーブル、コンセントから直接充電を行うためのACアダプタ、イヤホン及びサイズ別イヤホンチップ、冊子類はスタートアップガイドと説明書です。
同梱されているイヤホンに関してですが、Xperia Z2にはノイズキャンセル機能が付いたイヤホンが同梱されていたのですが、Xperia Z3からはノイズキャンセル機能が付いていないタイプの通話用ヘッドセットが同梱されています。
Xperia Z3でも大々的に音質の良さをアピールしているだけに、今回通話用ヘッドセットが同梱されているのは少々残念でした。
なお、同梱品は製造時期によって異なる場合もあるそうです。

ハードウェア・ソフトウェアについて

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Xperia Z2からXperia Z3でどのようにハードウェア・ソフトウェアが進化しているのか、実際にXperia Z3を操作してみて感じたオススメなポイントなどを交えて紹介したいと思います。

スペック

OS Android 4.4 KitKat
本体サイズ 約146.5×72×7.3mm
重さ 約154g
ディスプレイ 5.2インチ トリルミナスディスプレイ for mobile 1920×1080 FHD
RAM 3GB
ストレージ 16GB
CPU Snapdragon 801 MSM8974AC クアッドコア 2.5Ghz
バッテリー 3,100mAh
連続待受時間 GSM: 840時間
3G: 1010時間
4G: 700時間
4G LTE: 940時間
連続通話時間 GSM: 810分
3G: 1670分
カメラ メインカメラ: 有効画素数約2070万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサーExmor RS for mobile
フロントカメラ: 有効画素数約220万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R for mobile
防水/防塵 防水: IPX5/8
防塵: IP6X
外部接続 Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth: ver. 4.0
その他: microUSB/MHL/ヘッドセット接続端子
本体カラー Black, White, Copper, Silver-Green

OS

OSはAndroid 4.4 KitKatです。Android 4.4はSDカードへのアプリによるアクセス制限が掛かっており、今まで書き込めていただけに批判も多々上がっていました。
しかし、今年開催されたCES2015にて正式にSONYがXperia ZシリーズへAndroid 5.0 Lollipopを提供すると発表したため、今後は4.4以前と同様にSDカードへの書き込みが可能となります。このアップデートはグローバルモデルに向けて先行して配信が開始されており、国内のキャリアモデルについては具体的なアップデートの予定などは今のところ発表されていないため、グローバルモデルを購入した場合は最新のOSに最速でアップデートできるメリットがあります。

メモリ

Xperia Z3はXperia Z2同様メモリは3GBです。今出ているスマホの大半はまだ2GBが主流ですが、アプリやOSのアップデート等でメモリを使うようになると考え、将来性を見据えてメモリに3GBの余裕を持たせておくのは良いと思います。現在使っていて止まったりカクついたりすることがないので、サクサクとした挙動を求めている方ならオススメ出来ます。

ディスプレイ

発色の良さ・色合い・FullHD解像度が相まって、美しいの一言。
Xperia Z2などでは黄ばんだディスプレイを搭載した個体も確認されているそうですが、購入したXperia Z3ではそのようなこともなく、繊細且つ鮮やかな発色を楽しめます。
解像度についてですが、大型ディスプレイ等では4Kなどの更に高解像度なディスプレイも話題になっていますが、それらがスマートフォンに搭載されるのはまだまだ先の事でしょうし、現在のフラッグシップモデルのスマートフォンに搭載されているディスプレイはFullHD標準的なのではないでしょうか。
また、ディスプレイの表面は手触りや指の滑りが非常に良く、品質の悪い液晶保護フィルムを貼るとこれらが失われてしまします。
ディスプレイを保護しつつ手触りや指の滑りをキープしたい場合には、ガラスフィルム等の質の良い液晶保護フィルムの購入をオススメします。

カメラ

普及型のコンパクトデジタルカメラに搭載されている約2070万画素の1/2.3型イメージセンサを搭載し、SONYのレンズブランド「Gレンズ」を採用。Cyber-shotなどにも継承されている伝統的な「手ブレ補正技術」や、AR技術を使った機能などを搭載し、とても豪華な仕様になっています。
更に、ISO感度が最大12800まで設定が出来るようになったため、暗所での撮影性能が格段に上がっており、暗いところでの撮影がとても楽です。ただしISO感度を上げた場合、ノイズはどうしても多くなってしまうため、撮影した画像の仕上がりから「実用範囲内」のISO感度を判断しましょう。
今のところ多機能過ぎてまだまだ使いこなせていないXperia Z3のカメラですが、実際に使用しているとコンパクトデジタルカメラを操作して撮影している気分になります。モードの切り替えでマニュアルにすれば自分好みの設定に変えることが出来ますので、カメラが欲しい時にデジカメを持っていなくてもxperia Z3があれば困りません。

防水防塵性能

防水防塵性能についてですが、個人的には雨の日でもお構いなく使う人間なので、Xperia Z2より防水(IPX5/8)と防塵(IP6X)性能が上がっているのは純粋に嬉しい限りです。

スタミナモード

スタミナモードも健在で、細かな通知設定等も行えるようになっているため、スタミナモードで通信をオフにしていても特定のアプリだけは通信を行う設定が簡単に出来てバッテリーを気にしなくても良いようになりました。

バッテリーの交換について

一つ言及しておきたいのが、バッテリーの交換についてです。
Xperia Z3は本体を分解しなければバッテリーの交換はできない仕様ですが、実際に本体を分解してバッテリーの取り外し方を説明している動画を発見しましたので、交換する前に要チェックです。

問題点としては交換バッテリーそのものは国内流通していないため、基本的に交換用のバッテリーは海外から輸入しなければなりません。

また、バッテリー交換によって防水防塵性能が下がる可能性も考えられるため、バッテリーが弱ってきた際に防水防塵とバッテリーのどちらを取るか悩ましいところです。
なお、本体を分解した場合は保証対象外になりますので、自己責任で行いましょう。

技適(技術基準適合証明)について

日本国内で海外のSIMフリースマートフォンを購入して運用する場合、技適(技術基準適合証明)を取得している必要がありますが、Xperia Z3 D6653は技適を取得していません。

技適を取得していないスマートフォンを国内で運用した場合どのようなリスクが発生するのかについてですが、最悪の場合電波法違反になり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となる可能性があります。

これらについては日本国内でも議論が巻き起こっており、総務省側も今後何らかの対策を講じる可能性はあると思います。

さて、技適を取得していないXperia Z3 D6653を国内のSIMカードで運用できるかについてですが、技術的・物理的には可能です。

リスクは間違いなく存在しますので、これらについてはあくまで「参考」としてご活用ください。

なぜXperia Z3 D6653 グローバルモデル(SIMフリー)を購入したのか

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読者様からは過去の記事でXperia Z3よりXperia Z2の方がコスパ良いと言っておきながら…」と言われそうですが、実際に購入してみて詳しいレビューを読者様に公開するのが一番だと考え記事にさせて頂きました。

今回国内モデルではなくグローバルモデルの購入に至った理由は、国内モデルでは制限されている機能もありますし、キャリアのカスタマイズが施されていない純粋なXperia Z3が欲しいと常々思っていたからです。

なお、実際にXperia Z3を使用してみて、何の不満も無く使える良端末であると思いました。
今までXperia NXにお世話になっていましたが、Xperia Z3に変えて性能の進化を顕著に感じました。

グローバルモデルのニーズは少ないかもしれませんが、キャリアのカスタマイズが施されていないSIMフリーモデルを色々な思惑で欲している人は多いと思うので、国内でもSONYからキャリアを介さないモデルが発売されることを願います。
以上、Xperia Z3 D6653グローバルモデル (SIMフリー)のレビューでした。

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